労働法の学習・勉強に

第1話 はじめに

 

このサイトは、労働法を専攻してきた管理人shuro(しゅろ)が、学校や塾では教わることのなかった本当の労働法を教えることを目的として作られています。

 

あなたがこのサイトを訪れたのは、おそらく次に挙げる二つの理由どちらかにあてはまるからでしょう。

 

ひとつはあなたが社会人で、職場において生じた違和感について一度きちんと整理しておきたい、働く上での前提知識として頭に入れておきたいと思ったから。

 

もうひとつはあなたが学生で、たまたま法律学のひとつとして勉強することになった、もしくは、将来働くにあたって大事だと思ったから。

 

そういったところではないでしょうか。

 

しかし、「労働法」を学習するといってもなんだか難しそうです。

 

まず何から始めて良いかわからないし、適当に手に取った教科書で始めてみたものの何をいっているのかさっぱりわからない。

 

徹底的に簡単に書かれたパンフレットや参考書もたくさんあるが、今度は情報量が少なすぎてとても役に立たない。

 

これは、労働法の勉強を始めた当時の私の気持ちでもあります。私もまたあらゆる文献にあたったり基本書(法律学を体系化した書物)を読んだりしましたが、何も理解できていない自分に絶望したものです。

 

もっとわかりやすく、それでいて使える労働法教材はないのか…。

 

このサイトは、そんな私の苦悩や不満から生まれた全く新しい「労働法学習サイト」です。

 

確かに、世間には良質な基本書や有用な参考書が山ほどあります。

 

もちろん私だって、それらの教材を読みこんでこうしてサイトを作成したわけです。

 

しかしながら世間にあふれる教材は、知識を身に付けさせることにばかり特化しています。

 

実は、労働法の習得、ひいては法律学の習得に、知識の量は関係がありません。

 

労働法(法律学)は決して暗記の学問ではないのです。

 

では「労働法がわかる」とは、どういうことなのか。

 

それは、労働法に関する疑問に対して自分の頭で解決する能力がつくということです。

 

この能力はよくリーガルマインドともいわれます。

 

ある問題が発生した時に、法律を道具として用い、結果を導き出すこと。弁護士、検察官、裁判官が行っていることは、これ以上でもこれ以下でもありません。

 

法律学を学ぶ上で「リーガルマインド」を身につけることは基本中の基本なのですが、どの教科書も知識の羅列に終始し、どうもこの概念をしっかり理解させてくれないのです。

 

このサイトは、知識の量にはまったくこだわらず、労働法がわかるようになることを目的としています。

 

それから、本は言い回しがかたく、小難しい表現で書かれていることが大半です。私からすれば、もっと簡単に書けるでしょと思うことが多々あったのです。

 

そこでこのサイトで意識したのは、まるで家庭教師や勉強の進んでいる友達に教わっているかのような気分で読んでもらうことでした。

 

このサイトで学習すれば、労働法に関する基本的な知識が身につくでしょう。

 

しかし、そればかりではありません。

 

労働法に関する専門書が読めるようになりますし、なにより自分の頭で問題を解決することができるようになるのです。

 

このサイトは、

 

「労働法の基本を押さえ、労働問題について答えが導けるようになりたい」
「労働法を勉強してみたいが、取り掛かり方がわからない」

 

そんなあなたのために、書かれています。

 

基本書をめくってもめくっても全く理解できないまま、時間を無駄にしないために。

 

職場で何かおかしいと感じても何が間違っているのかわからないまま、漠然と過ごすことのないように。

 

当サイトの記事はすべて無料で公開しています。

 

労働法は「労働」に携わる一人一人のものであって、決して学者だけ理解していればよいものではないと考えているからです。

 

前置きが長くなりました。

 

それでは、他では教わることのできない本当の労働法を学んでいってください。